人生の分岐点
今回のは少し長めのストーリーなのでお時間があればお付き合いください☆
先日、お休みの日に映画を見に行きました☆
それは自分の人生を大きく変えてくれた人のドキュメンタリー映画です。
小、中学生の頃はサッカーサッカーサッカーにあけくれる丸坊主の少年でした。
そんな中学1年の冬に友達のイトコとカラオケに行くことになって、そのイトコは一つか二つ上ぐらいだったと思いますが、髪がピンクでデッカイサングラスかけて、レザーパンツに迷彩のジャケットだったかなぁ~とにかく田舎の中学生の坊主ちゃんにはビックリするほどクレイジーな人がいるなぁ~って感覚でした
でその人がカラオケで歌っていたのが
HIDE
hide
X JAPANのhideの曲だったんです・・・
その歌や歌詞、ファッション、すべてに惹かれました
本当にこんなかっこいい人がいるんだと、今まで生きてきた狭い世界の中で色々なものを壊された気がします
そしてギターを始めて、バンドも組んでベースいないから下手くそなベース始めて、サッカーと音楽とマージャンと友達とバカやって嫌なことも含めて本当に楽しい中学生だったと思います。
今考えたら本当にバカでした・・・
でも昔から変にマジメなところというか現実的なところもあって、やるんだったらプロになりたいとか思ってて、でも自分に音楽の才能がないのが早い段階でわかったというか諦めたというか・・・向いてなかったんです・・・たぶん
でももっとhideに近づきたいとか思ってる時に事件が起きました
hideが亡くなってしまったんです・・・
本当にショックでした
体育祭のリハーサル日だったのを覚えてます
そして、テレビや雑誌とか色々なところで変な噂やいい噂、hideのさまざまな情報を目にするようになってさらにhideのクレイジーな生き様や人間くささを知り、さらに惹かれていきました
そしてそのとき目にした情報の中にhideが美容学校に通っていて、自分のお店をだしているという情報でした
そしてそれを知った瞬間、
「よしっ美容師になろう」
ですっ!!!
そのときに自分の人生がこの、美容師としての道に進むことが決まりました
本当にささいなことだったと思います
音楽向いてないなぁ~とか大してやってもいないくせに・・・
でももっとhideを知りたい、近づきたい
そのときに美容師というフレーズが頭に入ってきて
もしかしたらそれがマジシャンや建築デザイナーや消防士
だったとしたら僕はそっちの道にいっていたかもしれません
でも美容師だったんです
中学生のとき
坊主です
美容室なんて母親について行って待合に座った事があるぐらいしか情報はないし
小学生のときはスポーツ刈りでしたし・・・
美容の美もしらない田舎のくそ坊主が突然おしゃれに目覚めた瞬間でもありました
そこから紆余曲折しながらなんとか美容師になることができ
今は本当にこの仕事をできて幸せだと思ってます。
その映画を見て改めてあの頃の気持ちを思い出すことができて
なにかすごく幸せな気持ちになりました
音楽の才能はなく、早めに諦めたおかげで・・・おかげといっていいかわかりませんが
美容師として、アーティストの夢の舞台である
日本武道館のステージに立つこともできました
まだまだ道の途中ではありますが
あのころの人生の分岐点を再確認することができて
また明日から、人を幸せにできるようにがんばっていきたいと思いました
こんな長い文章を書いたのは、忘れかけてた自分の気持ちを残したかったからなんですが、最後まで読んでいただいた方ありがとうございました
自分もだれかの人生の分岐点や夢をお手伝いできるような人になります
さぁ~明日からもがんばろう☆
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